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一律支給が危険な手当

2021/08/31

こんにちは!

 

札幌の社会保険労務士法人WORKid

沢田です

 

昨日上げた割増賃金の中に

× 通勤手当(一律支給なら〇)

× 家族手当(一律支給なら〇)

× 住宅手当(一律支給なら〇)

 

という表記があったかと思いますが、

これが何を意味するのか説明をします。

 

この3つの手当は割増賃金の算定に

あたっては、<条件>を満たせば

 

割増賃金に含めなくても良い。

 

というルールになっています。

 

条件というのが

状況に合わせて支給額に

差を設けている場合です。

 

<割増賃金に算入しなくて良い例>

通勤手当=距離に応じて支給額を変えている

家族手当=扶養する家族の人数に応じて支給額を変えている

住宅手当=支払う家賃や、住居形態に応じて支給額を変えている

 

以上が考えられます

 

上記設定をせずに

 

通勤手当は距離関係なく

一律10,000円として

 

支給した場合は、この全額が割増賃金の

計算基礎に算入させる必要が出てきます。

 

つまり、会社が支払う残業単価が

上昇することにつながります。

 

こういった設定1つも重要なので

慎重に行っていきましょう。

 

本日もやりきります!!

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