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介護福祉士国家試験に「パート合格」導入!

令和7年度(第38回)国家試験より、新たな制度「パート合格」が導入されます。

この制度は、受験者の負担軽減と介護人材の安定確保を目的に整備されたもので
就労と学習の両立が求められる介護職の方々、特に特定技能外国人材にとっても
大きなメリットがあります。

◆ 「パート合格」とは?
これまで、介護福祉士国家試験はすべての科目に一括で合格しなければなりませんでした。
しかし第38回(令和7年度)からは、筆記試験が3つのパートに分けられ、
合格基準を満たしたパートは最長2年間の受験免除となります。

◆ 制度の概要
対象開始: 第38回(令和7年度)試験より適用
初回受験: 全受験者がすべてのパートを受験
再受験: 合格パートは2年間受験免除。再受験は「不合格パート全部」単位
合格パートの有効期限: 原則、合格年の翌々年末まで

特定技能外国人を含む介護職の方にこそ朗報!
「パート合格制度」の最大の利点は、受験の柔軟性です。

◎ 学習と就労を両立しやすい!
全パートを一度に合格する必要がないため、苦手分野に集中して取り組むことが可能です。
働きながらの学習が求められる外国人介護人材にとっても、試験への心理的・時間的ハードルが
大幅に軽減されます。

◎ 事業者にも多くのメリット
事業所にとっても、介護福祉士の資格取得を段階的に支援できる本制度は以下のメリットがあります。

・資格取得者の増加による人材の安定確保
・特定技能外国人材の資格取得支援が現実的に
・計画的な職員配置・スキルアップ支援がしやすくなる

注意点として、「パート合格者」は介護福祉士ではないため、配置基準や報酬加算の対象外です。
最終的な資格取得に向けた支援が引き続き重要です。


◆ 介護福祉士国家試験
受験には以下の条件を満たす必要があります。

・ 実務経験3年以上
・介護福祉士実務者研修の修了

WORKidが運営する求人支援センター札幌では実務者研修の受講支援を行っています。
当センターは厚生労働省に認可された登録支援機関でもあり、外国人介護人材の受け入れや
生活・学習支援、就労安定化までを包括的にサポートしています。

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