おはようございます。
社会保険労務士法人WORKidの
沢田です。
昨日、非常事態宣言がなされている
北海道に対してのみ休業補償に関する助成金の
支給条件緩和を実施することがきまりました。
今回対象とできる範囲は
先日お伝えした小学校や保育園の休校休園に関係なく
会社として売り上げ減少などで
従業員に出勤してもらっても人件費がかさんでしまう
でも雇用は維持したい。
という方が主な対象となります。
ただし、金額などは支払った休業手当の
約4/5となります。
つまり会社としては、持ち出しが発生することになります。
こう考えますと実務的な考え方は
売上減少が2~7割程度あるが、全閉店したほうが維持費コストが高い場合
必要最小限の人数で運用し、その他は順番に休ませて休業手当を支払う。
こうすると、売り上げに見合う人員数の調整ができ
その他の方については4/5程度(限度額もありますが)の
補填が出る。
ということになり一時ですが、
実質的な救済策として活用が可能となります。
売上減少が深刻な会社様はぜひ有効活用して
また日常が戻るまでできることをやりきりましょう。