こんにちは。 社会保険労務士法人WORKidの井上です。 私は走ったり体を動かすことが好きなのですが 先日伴走者の研修会に誘われ どんなものなのかと興味があり参加させていただきました。 伴走とは…? 走者のそばで一緒に走ることです。
特に視覚に障害があるランナー(ブラインドランナー)にとっては 安心して走れるように障害物をよけたり 方向などを伝えてくれる伴走者は大変重要です。 パラリンピックのテレビ放送で見たことがあるのではないでしょうか? ランニングしたい‼️散歩したい‼️という 視覚障害の方を十分サポートできるように 伴走ボランティアの需要が高まっています。 伴走するにあたり最も重要なことは? 安全確保です。 路面のちょっとしたでこぼこやマンホール 上り坂・下り坂、側溝やみずたまり、木の枝などなど。 例をあげるときりがないくらいあるのでしょうが… 安全確保面のお話で印象に残ったことは お散歩中のワンちゃんの近くを通る時は 『犬います』などの声かけをしてあげるらしいです。 もし近くで急にほえられるとブラインドさんは びっくりしますから。 なんと細やかな気遣い! そんな安全面への配慮を常に欠かさず ブラインドさんのペースで走るという行為は 私にとってはとても難しく感じました。 また講習の実技では、自分がアイマスクをつけて 全く見えない状態で他の方に伴走してもらう ブラインドランナー側の体験もさせていただきました。 上手な方に伴走していただいたのですが 視界ゼロの状態で走ると ちょっとした周りの音だったり 気配だったりが突然迫ってくる感覚になりました。 それでも伴走者からの声かけと 互いに持ち合っているロープを通じて 方向を導かれることにより なんとか走れるもので、実に不思議な感覚でした。 今回感じたこと。 いろいろな社会貢献の仕方がありますが それが自分の趣味の延長上にあることなら 取り組みやすいですよね。 わずかながらでも誰かのお役に立てるなら 自分にとってもプラスに作用しそうです。 人生100年時代。 いろいろな引き出しを持ってココロ豊かに 適度な運動でカラダ健やかに 生きていきたいものですね…。