今考えると異常な世界とも思えるのですが、当時は「こういうものだ」と思い、割り切りながらガムシャラに仕事をしていました。入社から2年で店長に昇進。「自分の働きが認められた!!」と最高に心が踊ったことは今でも鮮明に覚えています。ですが、店長という責任的立場になると“休む”ことがまるで悪のような扱いになってしまいました。
入社して4年が経過したときに初めてとった3連休明け、出勤すると常務が店舗に来ており、その最初の一言が「お前にはがっかりだ!なぜ店を3日も空けて休むことができるんだ!! 責任感が足りないんじゃないのか!!」でした。
悔しくて悔しくて涙ながら常務に「あなたより私の方がよほど仕事していますよ!!」と喰ってかかった記億は一生忘れられないです。「結果を出している中で休んでいるのに、なぜ会社は問題視するのだろう?」
私はこう考えるとともに、10年後、今の仕事を続けていられるのかを想像しました。
ですが、どうしてもそのイメージが湧いてきませんでした。
何より、仕事にワクワクできていない自分に氣が付きました。
このような経験をしてきたからこそ、会社と従業員が同じ方向を目指し、進んでいくことができる会社づくりのサポートがしたいと思い社労士の仕事を選びました。
経営者の皆さまはどなたも素晴らしい想いをお持ちだと思います。
ですが、ちょっとしたことでスタッフとすれ違ってしまったり、日々の業務に追われてしまったりと、想いを実現したくて会社経営をしているはずが、実際にはそのためのパワーを他の部分に使ってしまっている方がすごく多いと感じています。
私たちはそんな皆さまのバックアップがしたいです。
コドモが憧れることができるような、仕事もプライベートもワクワク過ごせるオトナを1人でも増やしたい。そのために従業員と共に成長していく会社を1社でも増やせるよう、目の前のお客さま一人ひとりに全力を尽くします。
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